窯元・作家紹介

巌窯 山川 敦司

1962年 京都市東山区泉涌寺に生まれる
2006年 大徳寺孤篷庵 小堀卓巌和尚より「泉聲窯」「夕陽」の号を受ける
2008年 祇園祭月鉾記念茶会の銘々皿を制作
2008年 伝統工芸士認定

京焼・清水焼の伝統工芸士として、香合・茶碗・水指など茶道用のやきものを中心に制作。新しい技法・表現を追い求めながら 常に持てる力を出し切っての作品づくりを心がけている。

山川 泰司

1997年 京都市東山区泉涌寺に生まれる
2020年 京都市産業技術研究所 陶磁器コース修了
2021年 京都府立陶工高等技術専門校 成形コース修了
2022年 京都市産業技術研究所 陶磁器応用コース修了

京焼清水焼の伝統工芸士である父の後ろ姿を追いかけながら、
自分なりの新たな作品を制作するために修行中。
今は、父の作品の手伝いをしながら、
日々、陶磁器の勉強をしている。

沿革

・石川県九谷焼の窯元として一代目が創業。

・二代目の時代に京都に出て、京焼・清水焼の窯元として1932年ごろから主に輸出用陶器を製造する巌窯を創業。滋賀県・愛媛県に拡大する。

・1945年頃から、現在の東福寺にて茶道陶器製造を手掛ける様になる。

・1982年頃、二代目の病気をきっかけに、父三代目とともに、四代目山川敦司が巌窯を継承する。

・現在、四代目を中心に、茶道陶器をメインとし、食器など様々なものを製造している。